ビタミン注射
成分について
ビタミン注射は美白や疲労回復など
様々な効果があり注目されており、しみの
予防に使われているトラネキサム酸を中心に
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6、
ビタミンB12、プラセンタが
配合されています。
またビタミン注射の成分は美容外科によって
異なりますがプラセンタ、ミネラル、酵素、
ビタミンC、ビタミンBなどが一般的だとされています。
これらの成分が直接血管に入り消化管を経由しないため、
成分を高濃度なまま全身に無駄なく瞬時に行き渡らせることが可能です。
またビタミン注射は食事やサプリメントよりも効きが早く
1回あたりの持続期間も長いため、効果を実感しやすいという
メリットがあります。
このようにたくさんの効果があるビタミン注射ですが
中でも代表的なのがビタミンCとプラセンタエキスです。
まずビタミンCはメラニンの生成を抑えるできてしまった
メラニンを還元する、活性酸素を抑えるなどしわやたるみにも
効果的とされています。
続いてのプラセンタエキスですが美白効果が高く
くすみやしみなどの改善や予防に向いています。
この他にもコラーゲン生成を促したり抗酸化作用、保湿作用、
抗アレルギー作用などもあるので、総合的に美肌作りをサポートしてくれます。
このように一度注射をすれば一定期間は効果が持続したり
他の方法よりも効率的であることから、肌の悩みを抱えている方や
疲労に悩まれている方、美白を目指したい方など様々な悩みに対応できる美用法です。
トラネキサム酸の効果と用途
トラネキサム酸は人工合成されたアミノ酸で、止血剤や抗炎症剤として予防や治療に用いられます。トラネキサム酸は1962年に日本人の岡本彰祐と岡本歌子によって開発され、現在はWHO必須医薬品モデル・リストに収録されています。
日本では「トランサミン」という商品名で販売されることもあり、ジェネリック医薬品も出ています。
トラネキサム酸は副作用がほとんど無くその投与の方法は経口や静注等です。水には簡単に溶け、味はとても苦いので、口から投与するときはカプセル等にして飲みます。
その用途としては白血病や再生不良性貧血のような全身性線溶亢進が関係するものや肺出血や腎出血等の局所線溶亢進が関係するもの。また扁桃腺炎のような咽頭痛や抗炎症作用として耳鼻科領域に至るまでその用途は幅広く使われています。
一般的に市販されている物では、美白効果があるとされているため、塗り薬としてシミ等の治療に用いられるものに入っています。
また歯茎の出血や炎症を抑える目的で歯磨き剤にも用いられます。トラネキサム酸は安全性が高くて副作用はないとされていますが、体の中で線溶を抑制する働きがあるので、脳血栓や心筋梗塞の病気を持つ人が使うときには注意が必要です。
ビタミン注射とは、サプリメントよりも さらに効率的にビタミンを取り入れる